新築物語
2010.08.22 東向島の家 地鎮祭
東京・墨田区の下町、東向島に若いお2人が土地を求め、夢にまで見た新居の地鎮祭です。今日はお2人の門出を祝福するような晴天、というよりかカンカン照り。暑さにめげず儀式は厳かに執り行われ、いつものことながら祝詞奏上(のりとそうじょう)で社名が読み上げられると、暑さを忘れ身が引き締まる思いでした。
狭小地ではあるが、夢がいっぱい詰まった「小さくのびのび暮らす家」。小さいからこその工夫やアイデアで、より機能的な、より使い勝手のよさが求められ、技の真価が問われます。家の完成に向かって、今日からブログもスタートしますので是非ご覧ください。
お祓い 祝詞奏上
四方祓い 佐野による鎌入れ
ご主人による鍬入れ 小川店長による鋤入れ
ご主人による玉串奉奠 奥様による玉串奉奠
幸(みゆき)による玉串奉奠 お神酒で乾杯の直会(なおらい)
緊張気味の記念写真
ご夫婦での四方祓い 全員での記念写真
2010.08.30 東向島の家 地盤改良
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、より強固な地盤をつくるための地盤改良を行ないました。ここではセメントミルクと土を混ぜ合わせて、地中に円柱状の改良体をつくって地盤を補強します。改良体の位置をマーキングした箇所に、施工機のスクリュー先端を合わせ、回転攪拌しながらセメントミルクを注入していきます。
赤く見えるのがマーカー 仮設プラント
マーカーの位置に先端合わせ 回転攪拌開始 引抜き攪拌
常に打込み深さを確認しながら回転攪拌 杭頭
直径60センチの改良体を計27本打ち込み、作業は終了しました。このあと工事は遣り方(やりかた)、根切り、捨てコンクリート打設、配筋工事と続いていきます。
2010.09.04 東向島の家 遣り方、根切り
東京・墨田区注文住宅「小さくのびのび暮らす家」は、地盤改良工事のあと、遣り方(やり方)、根切りへと工事は進んでいます。建物外周へ水杭を立て、水平に取り付けた水貫に建物の位置や高さを印し、水糸を張って正確に基礎の形状に沿って掘削を行なっていきます。地盤改良時に打たれた改良体も、掘削位置に正確に頭を出しています。
管理担当の粕谷が現場で打合せ 掘削の際に出たコンクリートガラ
外周部基礎の溝が見えます 外周の深基礎部と内部の地中張り部の掘削
掘削が終わると、砕石を入れて地盤を固め、捨てコンクリートを打って配筋工事に取り掛かり、第三者機関の検査を経てコンクリートを打ちます。
2010.09.13 東向島の家 配筋検査
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、地鎮祭で預かった鎮物を埋納し、配筋が組み上がりました。今日は第三者検査機関による配筋検査です。配筋図面通りに正しく配筋されているか、底盤のダブル配筋、鉄筋間隔、隅角部の補強、立ち上がり筋、被り厚さなどの項目を検査官が厳しくチェックしていきます。無事合格!
ベタ基礎配筋 鎮物埋納
ベース配筋の検査 立ち上がり部の検査
コンクリート打設前の配管工事 そばの公園から見える新東京タワー(中央)
並行して水回りの先行配管も行なわれ、午後からコンクリート打ちを行ないます。そばの公園から新東京タワーが見えます。こちらの工事も順調に進んでいるようです。
2010.09.18 東向島の家 立ち上がりコンクリート打ち
東京・墨田区注文建築「東向島の家」は、縦横に組まれた多量の鉄筋がコンクリートで覆われ、ベタ基礎の底盤ができました。次に型枠を組み、立ち上がりにコンクリートが打ち込まれました。基礎の天端を平滑に仕上げる、セルフレベリング材のレベラーが流し込まれ、基礎と土台を緊結するアンカーボルトや、ホールダウン金物のボルトも埋め込まれています。
立ち上がりコンクリート打込み アンカーボルト、ホールダウンボルト
内部立ち上がり 事前に埋め込まれた排水管
養生後型枠を外すと頑丈なベタ基礎が完成します。完成後直ちに外周の土の埋戻しを行い、基礎の上に土台を敷いていきます。待ちこがれた棟上げまでもう少しです。
2010.09.29 東向島の家 土台敷き
仮設足場が組まれ、これから家を建てていくのだという実感がこもります。それにしても下から見上げる3階建の足場は高いこと。今日は晴天、雨で延び延びになっていた土台敷きが行なわれました。基礎と土台に墨付けをし、基礎に気密パッキンを敷き、土台にはボルト穴を開けて部材を組み付けていきます。鋼製束を取り付けた大引を架け、鋼製束は高さを調整して土間に固定します。
仮設足場 気密パッキン敷き。設計担当の松永がお手伝い
土台組付け 大引に鋼製束取付け
炭化コルク断熱材張り 床張り後の養生
基礎の立ち上がりの内側から、炭化コルク断熱材を張って基礎断熱とします。土台が敷き終わると剛床パネルを張り、養生シートを張って雨や汚れを防ぎます。雨が続いていますが、天候の具合を見計らって、後日上棟を行ないます。
2010.10.06 東向島の家 建て方(上棟)
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」の建て方を行ないました。道路の幅員が狭く重機の使用が不可能で、すべてマンパワーによる荷運び、手起こしです。2階の床張りが終わると2階の部材を荷揚げし、3階の床ができると3階の部材を荷揚げしていきます。力感溢れるスタッフのパワーには恐れ入りました。柱・梁の部材が順次組み付けられていきます。この日を待ちわびた、下から見上げるお施主様も感心・感動の様子です。
部材運び 柱・梁の組付け
2階床張り 2階に使う部材の荷揚げ
2階部材の組付け 金物取付け
3階床梁後、養生シート張り 金物取付け
小屋束組付け 母屋組付け
屋根垂木組付け 母屋と垂木をひねり金物で留付け
野地板張り 屋根から新東京タワー(中央上)が見えます
作業は予定通り屋根の野地板張りまで進み、作業は終了しました。屋根に上ると、建物の前方に新東京タワーが姿を現しました。明日から屋根の防水ルーフィング材張り、間柱、筋違いの組付け、接合金物や補強金物の取付けなどが行なわれます。
2010.10.09 東向島の家 金物
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、感動の上棟から3日目を迎え、金物による部材同士の強固な接合、間柱、筋違いの組付けが行われ、頑丈な構造になってきました。階段下から見上げる火打も、デザインされたかのように梁に組み付けられています。
間柱、筋違いの組付け 羽子板ボルト、短冊プレート、筋違い金物
ホールダウン金物 筋違い金物
火打 ベランダ
ベランダも腰高の柱や間柱が立ちました。後日、第三者機関による接合部、筋違いなどの構造部分の検査が行なわれます。
2010.10.18 東向島の家 中間検査
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、屋根のルーフィング張りが終り、外壁は耐火ボードに透湿防水シートが張られました。屋根は「炭化コルク+遮熱シート+通気層」のトリプル断熱工法で、超高断熱の屋根といえます。内部は天井野縁が組み付けられ、各窓にサッシが取り付けられました。
防水ルーフィング材が張られた屋根 通気層
外壁の透湿防水シート 天井には野縁が組付けとサッシの取付け
検査官による中間検査。1階から3階まで構造部分がくまなくチェックしています
今日は中間検査で、監理建築士の佐野と現場担当の藤原が立ち会いました。検査官の厳しい目で土台、柱、筋違いや構造金物などの主に構造をチェックします。構造は、完成すると見えなくなる部分で、安全・安心のためにも、第三者機関によるチェックが必要になるわけです。問題なく合格!次の木工事に取りかかります。
2010.10.25 東向島の家 内部配管、屋根葺き
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」の配管工事は、すでに可撓樹脂管(赤色は給湯管、青色は給水管)が配管され、排水管も同様に内部に配管され、完了しました。今日は木工事が休みのため、間隙をぬって配線工事が行なわれています。片流れの傾斜屋根はガルバリウム鋼板葺きが終り、破風もガルバで板金されています。
浴室配管 2階への配管
ガルバリウム鋼板葺きの屋根 ガルバリウム鋼板で板金された破風
配線工事 外壁の透湿防水シート
ガルバリウム鋼板は、鉄の基盤にアルミと亜鉛のメッキ層を持ち、トタンの3~6倍の耐久性を持つといわれています。外壁は下地に耐火ボードを張り、その上に透湿防水シートを張っています。透湿防水シートは室内からの湿度を外に逃がし、外から水が入らない性質を持つシートです。
2010.11.02 東向島の家 炭化コルク他
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、外壁下地の耐火ボードの上に透湿防水シートを張り、その上に炭化コルク断熱材を張る工事(外断熱)が行なわれています。外壁がスッポリと炭化コルクで覆われ、冬暖かく夏涼しい住まいが実現します。このあと外壁は、ガルバリウム鋼板と漆喰で仕上げます。
炭化コルク 浴室ブース外観
外壁の炭化コルク張り 玄関回りの炭化コルク張り 浴室ユニットの組立て
炭化コルクは断熱効果のほか、遮音、消臭、空気清浄効果があり、自然素材で身体にやさしい材料です。浴室ユニットが設置され、一日の疲れを取るリラクゼーションスペースの工事が完了しました。
2010.11.08 東向島の家 床張り他
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、木工事がどんどん進んでいます。今日は床張りが行なわれています。無垢桐フローリングに、自然塗料の古色ブラックで仕上げた黒い床が目を引きます。先日組み立てたユニットバスにはブースが組み付けられ、間もなく下地ボードが張られ壁ができ上がります。
自然塗料で仕上げた無垢桐フローリング張り ユニットバス
ウォークインクローゼット ベランダ
通気胴縁を打ち付けた外壁下地 木摺下地の玄関回りの壁
3階寝室脇のウォークインクローゼットの間仕切壁が組み付けられ、ベランダのFRP防水は、最後の仕上げとしてトップコートが塗り上がりました。外壁は炭化コルクの上に再度透湿防水シートを張り、通気胴縁が打ち付けられ、サイディングを張って仕上げます。玄関周りに木摺の壁が見えます。ここはモルタル下地に漆喰で仕上げます。
2010.11.15 東向島の家 下地ボード張り、外壁
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、内部の壁・天井の下地ボード張りが進み、部屋の雰囲気が伝わってきました。特に2階、3階の光が射し込む階段回りは、のびのびとした開放的な空間で、居心地のよさが現れています。間もなくここにデザイン階段が組み付けられます。
3階階段回り 3階クローゼット回り
2階階段回りとたたみコーナー 2階階段への明り取り
2階畳コーナー窓付近の外壁 1階サンルーム回りの外壁
外壁はシルバー色のガルバリウムサイディング張りが行なわれ、徐々に仕上がってきました。まだ足場があり一部しか見えませんが、メタリック調の仕上がりが存在感を示しています。
2010.11.30 東向島の家 階段他
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、造作が進んでいます。玄関の曲面壁の下地ができ、 1階、2階に階段が組み付けられました。1階から2階へは折り返し階段。階段下の空きスペースを利用した、造作書棚とデスクが取り付けられています。2階は黒のアイアンササラのデザイン階段で、吹抜けの壁には収納が造作されています。小上りの畳コーナーの造作も進み、ゴロリと横になりたくなるような雰囲気です。
玄関の曲面壁 1階から2階への階段 階段下書棚とデスク
2階から3階へのデザイン階段 PCコーナー ガルバリウム鋼板の外壁
小上りの畳コーナー ウォークインクローゼット内部
3階のウォークインクローゼットの内部2ヶ所に枕棚が付き、PCコーナーのカウンターも取り付けられました。外壁は塗り壁を残しガルバリウム鋼板が張り上がりました。
2010.12.08 東向島の家 造作他
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、各種収納や家具の造作が進み、見ているだけでワクワクするような雰囲気が伝わってきます。今日はキッチンのキャビネットの取付け、塗り壁や天井の下地塗りが行なわれています。まだ仕上がり前の状態ですが、小さな家でもスペースを有効に活用し、使い勝手のよい収納、こだわりの家具の様子が見えてきました。
1階洋室の収納 2階階段回り
トイレのニッチ 廊下の収納 階段脇ワークスペースの収納
2階キッチン回りとキャビネットの取付け 3階パソコンコーナーの下地塗り
1階洗面所前の収納 2階造作洗面台とニッチ 3階クローゼットの下地塗り
これから玄関前の塗り壁など、完成に向けてどんどん仕上がり、楽しさが増えていきます。内部の壁や天井の漆喰が塗り終わるころには室内が一変し、楽しさが嬉しさに変わってきます。
2010.12.19 東向島の家 漆喰塗り他
東京・墨田区注文住宅「東向島の家」は、壁や天井の下地処理、下地塗りが終わった3階から漆喰塗りが始まりました。茶色のボード色に白色の漆喰が塗られると、光が反射して明るさが一段とアップし、室内がより開放的な空間に変わりました。漆喰塗りは順次2階、1階へと移っていきます。
3階ウォークインクローゼット回りの漆喰塗り PCコーナー
クローゼット 2階洗面所の漆喰塗り 階段回り
1階から2階への階段下地処理 外壁玄関ドア回りの漆喰塗り 正面2階部分のガラス質塗り壁
玄関回りの外壁は漆喰が塗られ、正面の2階壁にはグレイのガラス質塗り壁材が塗られ、白いとグレイの塗り壁と、ガルバリウム鋼板の外壁が落ち着いたハーモニーを奏でます。
2010.12.27 東向島の家 完成
東京・墨田区注文住宅「東向島の家‐小さくのびのび暮らす家」が完成しました。家の大きさはそこに住まう家族の暮らし方次第。家は小さくても暮らし方や考え方次第で、のびのびと快適に住まうことができます。
ここでは、限られたスペースを無駄なく使って、必要な居室や収納を確保しました。斜めに設えた玄関、塗り壁とガルバリウム鋼鈑、ウッドデッキの横格子が見えるファサード。室内は階段下スペース利用の書斎、2階小上がりの置き畳の部屋、3階パソコンコーナーなど、空間を有効に使ったプランが実現しました。もちろん小さいながら、広さを感じさせる2階から3階への階段スペース、3階の間仕切りのないフロアが、コンパクトの中にのびのびとした空間を演出しています。
外観 玄関へのステップ 玄関
1階洋室と収納 洋室の曲面壁
階段下スペースの書斎 書斎の収納 浴室
モルタル仕上げの造作洗面台 トイレ 2階への階段
ワンルームの2階LDK。奥が小上がりの畳の間
キッチン 階段手前の洗濯機置き場 床下収納のある小上がり
アイアンのデザイン階段 キッチン背面の造作食器収納 モルタルとタイル仕上げの洗面台
3階のウォークインクローゼットとアイアンの手摺
階段下り口回り 造作カウンターのパソコンコーナー
ウォークインクローゼット内部 ベランダ 船舶照明の外灯
使い勝手のいい3階の広いウォークインクローゼット、2階キッチン背面の造作収納、小上がりの床下収納、階段壁の収納、モルタル仕上げの洗面台など、収納や家具も使い勝手を考慮し、空間にうまく組み込まれています。自然塗料で塗装した黒い無垢桐フローリングと、白い漆喰壁のコントラストが、こだわりと個性を表現しています。
2011.02.03 東向島の家 外構完成
東向島の家の外構が完成いたしました。
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| 外構工事が完了しました! 家の外観がとても締まった印象になりました。 | 枕木を使用した門柱とルーバーのコンビネーションが 素敵ですね。 |
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| ルーバーの中は箱庭になっています。 格子の一本一本が台形の断面になっているため、 中からは外が良く見えます。 | ルーバーとベランダの手摺が、アクセントになって いますね。東向島の下町の雰囲気も手伝って、 やわらかい印象を醸し出しています。 |
約5カ月にわたる工事が完了いたしました。 SOUKENの匠が次はあなたの街にやってくるかも・・・。^^







