新築物語
2008.09.21 徳丸の家 地鎮祭
東京・板橋区に、敷地面積が21.76坪と小さく、高さ制限もあり、建築面積も9.72坪という狭小地に建てる住宅です。小さくてものびのび暮らせる、都市型木造3階建て住宅の着工です。
自然素材+高性能(炭化コルクによる外断熱)+長寿命をコンセプトに、SOUKENの知恵と工夫と技(わざ)を、本日からこのブログで順次紹介していきます。
着工に先立ち9月21日に地鎮祭が行なわれました。当日は朝から空模様が悪く雨は本降りになりました。こりゃたいへんだと思いつつ、地面にブルーシートを敷くなど準備を終えたところ、儀式開始にはピタリと雨がやみました。雨降って地固まる幸先のよいスタートです。
小さな敷地でも、ここにお客様の大きな夢が実現します
雨も上がり地鎮祭の開始です
ご夫婦の鍬入れの儀
設計監理担当岡谷の鍬入れの儀
小川店長の玉串奉奠(たまぐしほうてん)。榊を捧げて工事の安全を祈願します
W様ご夫婦に間もなくお子さんが誕生します。お子さんの健康のためにも、化学物質が添加されていない自然素材はとてもよいものです。ご主人が抱かれているのは犬2匹、楽しいライフスタイルが想像できます
神主さんまでもニコニコ、みんな笑顔です
2008.10.10 徳丸の家 遣り方、根切り
地鎮祭のあと、いよいよ着工です。現在は遣り方(やりかた)、根切りと工事は進んでいます。遣り方は、建物の外周部の外側に木杭を差し込み、オートレベルやレーザーレベルなどを使い、敷地の土の高さから50、60cm上がったところに平行に貫き板で建物の周りに囲いをつくります。建物の配置を貫き板の部分に移し印を付けていきます。根切りは、基礎をつくるために地盤を掘削していき、掘削が終わったら地盤を締め固めます。家づくりの基礎の基礎といった作業です。
遣り方
根切り
2008.10.27 徳丸の家 基礎コンクリート打ち
コンクリートを打つ前に、第三者検査機関である、住宅保証機構の検査員による背筋検査が行われました。コンクリートを打ってしまうと、隠れて見えない部分ですので、鉄筋の太さ、ピッチ、定着など、配筋状態をチェックします。検査は無事に、コンクリート打ちが行なわれました。
養生期間を置いて、基礎の立ち上がり部のコンクリート打ちが行なわれました。
配筋が終わりました
検査員による厳重な配筋のチェックが行なわれています
狭小地のためポンプ車が入れず、シュートにより流し込みます
流し込まれたコンクリートを均一に均します
型枠が組まれ、ネコでコンクリートを運んでいます
型枠にコンクリートが流し込まれました
2008.10.30 徳丸の家 ベタ基礎完成他
型枠が外されベタ基礎ができ上がりました。ベタ基礎は、地盤全体で建物を支える構造のため、地盤の不同沈下を防ぎ、建物の荷重を分散し、シロアリ予防にも効果的、防湿シートを敷き込んでいるため湿気を防ぐなど、布基礎に比べメリットが多い基礎工法です。これで建て方の準備ができました。
排水管工事も行われています。今日は前面のアスファルトをはがし、配管をします。
ベタ基礎の完成
排水管工事
2008.11.04 徳丸の家 シロアリ防止工事
基礎ができ上がり、シロアリ防止の施工をしています。シロアリが家屋に侵入する箇所(水抜き穴や配管)に、シロアリが通過できないほどの網目が小さく、長期間耐久性のある高品質のステンレスメッシュを取り付けます。取り付けには専用の接着モルタルを使用しますが、薬剤はいっさい含まず、有害な揮発物も発生しないので、安心して使用できます。
ステンレスメッシュを配管や水抜き穴の径に合わせて切り、周囲を大きめに切って上から被せます
被せたステンレスメッシュを、専用の接着モルタルを塗り、固定させます。
2008.11.05 徳丸の家 建て方
前日に1階部分の建て方が終わり、今日は2階、3階部分の建て方です。建て方は、建てまえ、上棟とも言われ、柱・梁の骨組みが組み立てられていきます。設計者、大工、お施主様が待ちに待った一瞬です。
2階の床を張り、プレカットされた柱・梁が次々と組み上がっていきます。3階もこの繰り返しで、屋根の垂木架けまで進みました。
桧の土台と1階部分の建て方
構造用床版を張り、足場を確保してから2階柱立て込み
2階梁組付けと仮筋(仮の筋違い)取り付けて歪みを防止します
3階床張り
2階ベランダ部分
3階柱立て込み 3階梁組付け
3階母屋組み
小屋組み
岡谷が下げ振りによる建入り(垂直)の確認 羽子板ボルトなど接合金物の締付け
垂木架け
北面の階段部分 シートで覆った外観
2008.11.06 徳丸の家 屋根工事
今日は屋根掛けです。設計監理担当の岡谷自ら、朝一番に炭化コルクを搬入しました。炭化コルクは、弊社が標準仕様として使う、コルク材を炭化した自然素材の断熱材です。ここでは、家全体をこの炭化コルクですっぽりと覆う、外張り断熱工法を採用した、冬暖かく、夏涼しい家が実現します。
作業は、垂木に野地板パネルを張り、炭化コルクを敷き詰めます。さらに野地板パネルを敷き、ルーフィングシートを敷き込みました。これで雨に濡れる心配もなく、一安心です。
北面傾斜屋根の野地板張り
炭化コルク張り
野地板張り
ルーフィングシート張り
2008.11.15 徳丸の家 屋根、壁工事他
屋根は空気層垂木が取り付けられ、この上にガルバニウム鋼板を張って仕上がりになります。壁には構造用面材が張られ、この上に炭化コルクを張っていきます。内部もこれから壁・天井の下地張り、造作が行なわれ、サッシが取り付けられていきます。
今日は、完成すると見えなくなる接合金物や、耐震金物を撮りましたのでご覧ください。なお、この建物の構造見学会を随時受け付けています。ご希望の方は弊社までご連絡ください。
屋根には通気層垂木が取り付けられました
屋根の断面。右から垂木、ルーフィング材、野地板、炭化コルク、野地板、破風板
構造用面材張り 内側から見た面材
接合金物、補強金物類
2008.11.18 徳丸の家 屋根葺き工事
前回紹介したルーフィングの上に垂木を打ち付け、空気層をとってガルバリウム鋼板を被せ、棟には換気金物を取り付けて瓦棒葺き屋根の完成です。
通気層は屋根から受ける熱を棟で逃がし、特に夏場など断熱効果が大きく、通気層断熱とも言われています。ここでは、炭化コルク断熱材と通気層断熱により、さらに断熱効果が上がります。ガルバニウム鋼板は、鉄をアルミと亜鉛でメッキした合金で、耐熱性、熱反射性にも優れています。
棟換気下地の取付け
棟換気金物の取付け
ガルバリウム鋼板瓦棒葺き屋根の仕上がり
2008.11.20 徳丸の家 サッシ取付けと炭化コルク断熱材張り
サッシが搬入され取付けが始まりました。複層ガラスサッシで、シャッターが付いている1階の掃き出し、2階のベランダ以外は、網入りサッシが取り付けられます。外壁には面材の上から炭化コルク断熱材が張られています。この断熱材が張り終わると、屋根、壁、基礎の家全体が炭化コルク断熱材で覆われ、外張り断熱が完成します。
サッシが搬入され、取付けが始まります
2階ベランダ側のサッシ取付け
小窓のサッシ取付け
炭化コルク断熱材張り
2008.11.25 徳丸の家 第三者機関による中間検査
第三者機関である住宅保証機構の検査の日を迎えました。建物の基本構造部分(柱・梁などの構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分)がきちんとできているかを検査します。このように、施工中にも厳重なチェックを重ねてお客様に引き渡します。
検査員の厳重な目が光ります。構造の接合部、緊結状況、接合金物など、特に構造は厳しいチェックが入り、デジカメを使って記録していました。
2008.12.04 徳丸の家 額縁の造作取付けと配線工事
額縁の造作が行なわれ、サッシに取り付けられています。額縁は窓や出入り口に取り付ける壁との見切材のことで、サッシ部分に取り付けていきます。今日は電気の配線工事も行われています。
額縁の造作と配線工事が同時に行なわれています
サッシに額縁が取り付けられました
3階、2階の天井に電気配線がされました
2008.12.12 徳丸の家 木工事とベランダ防水
木工事もだいぶ進み、玄関ドアの取付け、天井のボード張り、建具枠などが取り付けられています。ベランダではFRP防水工事が行われています。ポリエステル樹脂とガラス繊維の複合材料で、耐久性、防水性が高く、下地との接着強度が高いため、近頃では木造住宅にもよく使われています。
建具枠が取り付けられました
天井にボードが張られています
FRPベランダ防水工事
玄関にドアが取り付けられました
この建物の完成見学会を2009年2月初旬に予定しています。希望があれば途中での見学も可能です。ご希望の方はご連絡下さい。
2008.12.22 徳丸の家 ボード張り、サイディング張り
3階は、壁・天井には下地ボードが張り上がりました。2階は、床張りが終わり、壁・天井のボード張りが行なわれています。過日施工していたべランダの防水工事が完了し、外壁は1階の北側と西側までサイディングが張り上がりました。
下地ボード張り完了の3階 床張り完了、下地ボード張り施工中の2階
1階洋室の床張り完了、壁・天井・玄関を施工中 1階部分の外壁サイディング張り
明日以降、引き続きボード張り、床ばり、細かい造作が行なわれます。
2008.12.26 徳丸の家 外壁サイディング張り
2階から3階へ、ガルバリウム鋼板の外壁サイディング張りが行われています。スッキリとした縦張りのラインが美しい壁が次第に張り上がってきました。玄関ポーチ部は色を変えて濃い目の色にしています。すべて張り上がるのがとても楽しみです。
写真は2階から3階にかけての外壁のコーナー部分と窓回りです。足場が取れた完成時にはもっといい写真をお見せします。玄関ポーチ部分は色の濃いガルバリウム鋼板を張り、印象的な壁に仕上がります。
2009.01.26 徳丸の家 階段完成他
階段が完成しました。1階から2階、2階から踊り場までを蹴込み板を取り付け、踊り場から3階へは蹴込み板なしの階段です。1階から2階に上がる階段の壁には、ガラスブロックの明り取りも付けられ、下地ボードが張り上がりました。3階の階段回りも造作が終わり、下地ボードが張り上がりました。
1階から2階への階段 2階から3階への階段
ガラスブロックの明り取り 外壁から見た明り取り
3階階段回りの造作も終わりました ユニットバスの取付け
1階ではユニットバスの組立てが行なわれています。このあと工房で製作される造作家具が設置されると、漆喰塗りが始まります。
2009.01.27 徳丸の家 階段の造作
内部の木工事が進み今日は階段が造作されています。現場でCAD図面を見ながら作業を進めていきます。36㎜の薄壁をつくり、パイン材の踏み板を1枚ずつ組み付けていきます。踏み板の組付けが終わると、あとからけこみ板を付け、踏み板を残しほたて漆喰で仕上げます。
階段の西面には150角のガラスブロックがはめ込まれています。この壁面にも漆喰が塗られ、ガラスブロック部分が明かり取りになります。
1階から2階の造作と壁の明り取りガラスブロック 壁に貼った原寸CAD図面
2階から3階の造作 3階からの見下ろし
階段ができるとあとは残された造作、壁塗りなどの工事にかかります。
2009.01.27 徳丸の家 ほぼ造作が完了
外壁ができ上がり、内部は幅木、造作キッチンの据付けを残し、造作が終わりました。壁、天井は漆喰を塗るだけの状態になりました。まだ養生シートが敷かれ、作業台や材料が置かれていますが、ほたて漆喰塗り前の内部をご覧ください。
3階の室内 3階窓から見下ろした吹抜け
2階から3階への階段 2階キッチンの吹抜け
2階の室内 玄関から見た1階の階段。右は水回りと洋室の開口
1階の洋室 1階の水回り。右が浴室
次回は、工房で造作され現場で据え付けるキッチンの様子をアップします。
2009.02.01 徳丸の家 オリジナルキッチン、洗面台の造作
造作部材が工房から運ばれ、最後の造作が始まりました。1階の洗面台の造作、2階のコの字形に組まれるキッチンの造作です。キッチンの仕上げはタイル張りで、この家にしかない逸品となり、でき上がるのがとても楽しみです。殺風景だった2階のLDKも、キッチンの造作でだいぶ部屋らしくなってきました。
1階の造作洗面 2階の造作キッチン。手前はシンク
3階の吹抜けから見た造作キッチンの配置 キッチンが入って部屋らしくなってきた2階LDK
次回はできあがった造作家具の様子をアップします。
2009.02.07 徳丸の家 造作工事
造作も最終段階を迎えました。1階の下駄箱収納、洗面台および収納、2階のキッチン回り、TVカウンターができ上がってきました。3階階段部のガラスブロックによる明り取りも付けられ、いよいよ造作も最終段階です。外部の養生ネットや仮設トイレも撤去されました。
1階玄関脇の下駄箱収納 1階トイレの手洗い
1階洗面台と収納 2階キッチン回り
2階TV台 3階階段上の明り取り
造作が終わるとほたて漆喰の左官工事が始まります。
2009.02.13 徳丸の家 漆喰壁下塗り、キッチン造作
板橋区注文住宅「徳丸の家」は、黄ばんだボードの色が白へと変わり、壁、天井へのほたて漆喰の下地塗りが始まりました。仕上がりは白色で左官とローラーによる仕上がりになります。それぞれ違った風合いで、どんな表情を見せるかお楽しみに。水回りは小川店長がコルクタイルを張っています。建築士岡谷のデザインによる、コの字のオリジナルキッチン&収納は、白いタイルが目を引きます。これもでき上がりが楽しみです。
3階壁・天井下塗り 階段壁・天井の下塗り
トイレ床のコルクタイル張り 洗面・脱衣場のコルクタイル張り
キッチン回りの白いタイル張り タイル張りのキッチン
次回に仕上がったオリジナルキッチンをお見せします。
2009.02.21 徳丸の家 ほたて漆喰塗り
板橋区注文住宅「徳丸の家」の工事は、造作家具の設置や室内のほたて漆喰塗りで、だいぶ仕上がってきました。ガラスブロックの明り取りから入る光が、壁に反射して階段回りも明るくなりました。洗面化粧台のタイル張り、キッチン壁面のタイル張りも終わり、細部のほたて漆喰塗りにかかっています。バルコニーにはフェンスが取り付けられました。
1階洗面・浴室 2階水回り
ガラスブロックの明り取り バルコニー
3月7日(土)・8日(日)にはここ「徳丸の家」の完成見学会を行ないますので、皆さんぜひ見にきてください。
2009.02.28 徳丸の家 造作家具、エコキュート他
板橋区注文住宅「徳丸の家」は、1階洗面所造作洗面化粧台のタイル張り、造作収納、2階水回りがだいぶでき上がりました。キッチンカウンタートップ・コンロと同色のタイルを張った白い壁は、アンティーク風の中にも可愛さやモダンを感じさせます。外部はエコキュートの貯水ユニットが設置されました。
1階造作洗面化粧台 2階階段回りとキッチン回り
造作キッチン エコキュートの貯湯ユニット
次回はより完成に近づいた状態をアップします。3月7日・8日は、ここでのオープンハウスです。皆さん見にきてください。
2009.03.04 徳丸の家 完成へ
板橋区注文住宅「徳丸の家」は、ようやく養生が剥がれました。まだ外構などの工事は残っていますが、ほとんどでき上がりました。小さくてものびのび暮らす、子育て世代の可愛い住まいです。
2階階段とLDK 造作キッチン
2階LDK。奥はテレビ台 3階子供室
階段から子供室への開口 3階ガラスブロックの明り取り
階段から見た2階から3階 スマートな階段壁
お施主様のご厚意により3月7日・8日(両日とも10:00~16:00)にオープンハウスを開催しますので、皆さんぜひ見にきてください。
2009.03.06 徳丸の家 完成
東京・板橋区注文住宅「徳丸の家」が完成しました。コンセプトは「小さくてものびのび暮らす家」。高さ制限や斜線制限を克服し、廊下をなくして小さな家を大きく見せる工夫など、随所に設計の妙味が盛り込まれています。お施主様とは土地探しから始まり、お気に入りの住まいができたことは、私たちSOUKENではこのうえない喜びを感じます。
木とガルバリウム鋼板の観 レッドシダーの玄関ドア 玄関収納
間接照明の1階洋室 西面ガラスブロックの明り取り コルクタイル床のトイレ
白色のモザイクタイルを使用した造作洗面化粧台 浴室
畳のある開放的な2階LDK。造作キッチン、、テレビ台、収納ベンチ、椅子、テーブルを設置
白色タイルの造作キッチン 薄壁の階段。右は中2階のトイレ
斜線制限でドアの角をカットし、中2階に設けたトイレ 吹抜けから見た2階キッチン
3階子供室 子供室の収納と照明、2ヶ所の開口
小さいながらも炭化コルクによる外張り断熱の高性能住宅。無垢の木と漆喰による健康的で長持ちする住まい。吹抜けのあるキッチン、オリジナルの洗面やキッチン、オーダー家具。お客様の希望を十分反映させることができました。




