リフォーム物語-マンション-
2010.05.25 築43年の団地を自分らしくリフォーム 解体
中古マンションを購入し、自分流にリフォームするお施主様が増えています。価格が高くて新築には手が届かないが、中古だと購入価格も安く、「使い勝手のよさ、機能性の向上、間取りの変更などの改修」「スケルトン(構造以外解体撤去)状態にして、新たに自分らしい好みの空間を実現させたい」など、中古のマンションに手を加えることで、独創的な住まいをつくることも魅力のようです。
床、壁、天井の解体 ザラ板の床下地
天井の断熱材と配線 キッチンの撤去
浴室のレトロな木製ドア 古い住設の水回り 玄関ホール
この団地も同様、購入された住まいをお施主様好みのリフォームで蘇らせます。解体が始まり、建具が外され、床、壁、天井がはがされていきます。今日からブログで随時更新し、ビフォーからアフターにどのように変化していくか、お楽しみください。
2010.05.28 築43年の団地を自分らしくリフォーム 配管、配線工事
解体がほぼ終わり、LDKには天井野縁の組付けが行われています。並行して住宅設備機器が取り外され、配管工事、配線工事も行なわれました。
給水・給湯の配管は、床をはがし可撓樹脂管で配管しました。赤(給湯)や青(給水)のサヤ管でくるんだ樹脂管は、比較的自在に曲げられるため作業性もよく、接続部が少ないため漏水の心配も払拭されます。下地ボードを張る前の配線も終り、これから野縁や胴縁を組み、下地ボードを張っていきます。
天井野縁組みと配線工事 可撓樹脂管による配管
配線工事 和室4.5帖の畳はがし
取り外して浴室にまとめられた設備機器 自然塗料を塗った杉無垢フローリング
LDKや洋室は床下地の捨て張りもでき、床仕上げ材張りの準備ができました。搬入された杉無垢フローリングに自然塗料を塗り、乾き次第床を張っていきます。4.5帖の和室畳が撤去され、ここも杉無垢フローリングを張った洋室に変身します。
2010.06.01 築43年の団地を自分らしくリフォーム 床張り他
旧6帖の和室、ダイニング・キッチンに無垢杉板のフローリング張りが始まりました。赤みを帯びた杉に自然塗料を塗った床板は、温もりを感じ素足で歩きたくなるほど、しっとりと落ち着きのある床に仕上がっています。杉独特の香りと軟らかい肌触りで、節もちょうどよいアクセントになっています。
無垢杉フローリング LDK天井下地
キッチン壁面胴縁組付け 浴槽の撤去
LDKの天井は、配線が終わったあと下地ボードを張りました。改修前より若干天井高さが上がっているのが分かります。改修によって少しでも広く開放的な空間をつくる努力の一端が伺えます。キッチン壁には胴縁が組まれ、下地張りの準備ができました。浴槽が撤去された浴室は、ここもガラリと一変します。
2010.06.07 築43年の団地を自分らしくリフォーム 造作
リビング・ダイニング無垢杉フローリングが張り上がり、今日は旧和室4.5帖の収納の改修とフローリング張りが行なわれています。ここも床が張り上がると、無垢の木と漆喰で温もりと安らぎを感じる部屋に変身します。水回りの床下地もでき、洗濯機置き場のブースができています。リビングの壁下地ができ、小さなニッチ2つができました。
無垢杉フローリング張り 水回り床下地張り
洗濯機置き場 旧和室押入の改修 リビング壁のニッチ
徐々にお施主様希望の室内ができてきました。木工事はあと数日で終わり、次に壁・天井の漆喰塗り、設備機器の取付けに進みます。
2010.06.16 築43年の団地を自分らしくリフォーム キッチン組立て他
木工事もいよいよ終りに近づきました。玄関から旧和室、LDK、洋室にフラットに続く、無垢杉の床が張り上がりました。敷居や鴨居がなくなり、全面に張られた床が広さを感じ、開放感を生んでいます。壁にもう一つ、遊び心の小さなニッチが造作されました。室内は次第にお施主様の求めている「自分らしさ」の雰囲気が出てきました。
開放感を感じる室内 リビングのニッチ 旧和室の収納を改修
清潔感ある白いキッチンパネル キッチンの取付け 収納建具の寸法取り
今日は残材の片付けのあと、換気扇、キッチンの取付け、和室収納の造作が行なわれ、建具の寸法取りが行なわれています。工事はこのあと壁や天井の下地塗り、漆喰塗りへと進んでいきます。
2010.06.22 築43年の団地を自分らしくリフォーム 下地塗り
旧和室の収納の壁ができ上がって、木工事が終わるとともに、壁や天井の下地塗りが始まりました。最初に床や壁を材料で汚さないため、マスキングテープやビニールシートで養生をします。施工は不陸部分を平らにして、石膏ボードのジョイントには寒冷紗を張り、出隅にはコーナー定木を当てるなど、下地処理をしたあとに下地材を塗っていきます。
旧和室の壁の造作 石膏ボードジョイントの処理 リビングの下地塗り
旧和室の下地塗り 浴室のタイル下地塗り
塗り上がった壁や天井の凹凸をなくするため、最後に霧吹きで湿らせて再度鏝を当て、平らに仕上げます。次に塗る漆喰の仕上がりをよくするためにも、ここで下地をしっかりとつくります。
2010.06.28 築43年の団地を自分らしくリフォーム 漆喰仕上げ
漆喰塗りが終り、壁・天井は白く輝き、暗く閉鎖的な既存の状態比べ、見違えるような仕上がりになりました。浴室も白色のペンキで仕上げ、古びたドアもアンティークな趣を残して、白いペンキで再塗装しました。LDKと洋室の間仕切には3連の吊り引戸が付き、木と漆喰の風合いが落ち着いた雰囲気を表現しています。廊下、水回り、キッチンなど、漆喰の白さがひときわ際立ち、明るく開放的な仕上がりになりました。
廊下 水回り 浴室のドア
LDKと洋室の間仕切の3連の引戸 キッチン
造作中の洋室の収納 浴室
今日は残された洋室の収納、旧和室の収納の造作を行なっています。このあと浴室や便器など器具の取付けを行ないます。
2010.07.16 築43年の団地を自分らしくリフォーム 完成
機器の取付けが終り、リフォームが完成しました。クッションフロアー、ビニールクロスの築43年の団地が、間取りの変更や機器の取替え、自然素材の仕上げ材で、お施主様好みの住まいとして蘇りました。小さく仕切られていたキッチンとリビング・ダイニング、リビング・ダイニングと洋室の間仕切を解体撤去し、床の高さを同じにして、開放的な一室空間の間取りとしました。使用した自然素材の無垢杉のフローリング、漆喰の壁・天井で、居心地のよい空間にさわやかな空気が流れます。天井までの高さの3連吊り引戸を閉めると、リビング・ダイニング、洋室がそれぞれ独立した部屋として機能します。
押入を収納に改修して天井までの高さの建具を吊り込んで室内を広く見せ、可動棚の設置、ライティングレールの可動照明、壁厚を利用したニッチの造作、古いドアを塗装をして再利用するなど、お施主様好みのスタイルが表現されています。
間仕切を撤去し、開放的なLDKに変身。無垢杉フローリングと漆喰の壁・天井
引戸を閉めると独立したLDKに 引戸を開けると大空間に
洋室から見たLDK 玄関から見た洋室(右)、LDK(中央)、洋室(左)
LDKからつながる洋室の可動棚(左)と、押入を改修し4連引戸の収納
玄関を入ってすぐ右の4.5帖の洋室。押入を改修して天井までの高さの引戸を取り付けた収納
浴槽を取り替え、タイル張りの壁と再塗装の腰壁 取り替えた洗面化粧台と便器、右は洗濯機パン
取り替えたシステムキッチン 玄関から見える開放的な室内
造作ニッチ 再塗装の浴室ドア LDKと洋室を間仕切る3連引戸



