リフォーム物語-マンション-
2010.01.12 アーバンライフを楽しむ住まい 解体
若夫婦が購入した初めてのマイホームは、駅からほど近い築11年のマンション。住宅設備はそのまま使い、洋室とリビング・ダイニングの間仕切を撤去し、広いリビング・ダイニングに改装します。他は画一的な合板フローリングとビニールクロスの内装を、お客様好みの無垢材やコルクタイルの床、壁・天井を漆喰で仕上げます。自然素材を使用することで、室内の空気浄化や結露防止など住環境が改善され、アーバンライフをエンジョイできる室内に変わります。今日からこの工事をアップしていきますのでお楽しみください。
間仕切壁の解体 壁が解体され広い空間が生まれました
畳はがし じゅうたんはがし
玄関框撤去 巾木の撤去
解体は、リビング・ダイニングと洋室の間仕切壁から始まり、夕方には壁が撤去されて広い空間ができました。和室の畳は表替えのため搬出し、納戸ともう一つの洋室のカーペットをはがし、玄関は床張りのため框が撤去されました。午後にはパインの床材が搬入され、明日から床張りが始まります。
2010.01.13 アーバンライフを楽しむ住まい 床フローリング張り
床材のパイン無垢材が搬入され、洋室に作業台が設置されました。今日から既存の廊下、リビング・ダイニングの合板フロアーの上に無垢材を張ります。合板に比べ無垢材は足触りもよく、冬季でも暖かさを感じます。木の香りが立ち込め、本物の木はやはり気持ちのいいものです。和室入口を養生して作業開始です。
洋室に作業台が設置されました 和室入口に養生をして作業開始
キッチンの養生 無垢材が張り上がったダイニング・リビング
夕方にはリビング・ダイニングの床張りが終わりました。無垢材は汚れ防止や保護のため、自然塗料の木塗水(きとすい)を塗っています。明日は廊下部分の床張りが行われます。
2010.01.16 アーバンライフを楽しむ住まい 床下地
撤去した玄関の擬石框にかわって、パインの框を取り付け、廊下にパインの無垢フローリングを張りました。既存の合板フロアーに比べて、パインの白い色合いが廊下を明るくします。カーペットを直張りしてあった玄関脇の洋室には、床下地を張っています。クッションフロアであったキッチンの床は、下地材を張ってコルクタイルで仕上げ、既存の巾木を活かして使います。
無垢パインのフローリングと玄関框 玄関脇洋室の床下地張り
キッチンの巾木は既存の巾木を再使用
床張りはこのあとバルコニー側の洋室、納戸、トイレ、洗面所と続きます。
2010.01.19 アーバンライフを楽しむ住まい ニッチ造作
トイレの壁に300×400㎜のニッチを造作しました。ニッチは納戸とトイレの壁厚(奥行き5cm)を活用したもので、小物入れとして使用します。これでトイレの中にも楽しさがひとつ加わりました。 解体した洋室の壁に付いていたコンセントとスイッチを、収納脇の壁に移設しました。配線が見えますが、凹部を埋めてきれいな仕上がりになります。
トイレの壁にニッチを造作 奥行き5cmのニッチ
配線をし直し、コンセントとスイッチを設置 遮音マットと遮音シート
洗面所の洗濯パンを外して床下張り トイレは便器を外して床下張り
バルコニー側の洋室の床下地張りが始まりました。遮音性を高めるため、遮音マットと遮音シート張り、さらに下地を入れてパインの無垢フローリングを張ります。 洗面所とトイレの床はコルクタイル仕上げのため、住器を外して下地材を張っていきます。
明日は残っている洋室にフローリング張り、室内全体の壁・天井の漆喰塗りの養生が始まります。
2010.01.20 アーバンライフを楽しむ住まい 漆喰塗り養生
木工事は今日が最終日で、パインの無垢フローリング張りが終わりました。リビングと洋室の床がつながり、壁がなくなってゆとりの空間ができました。床はこのあと洗面室とトイレのコルクタイル張り、洋室のカーペット張りが行われます。トイレのニッチは背板を張り、枠にステンレスパイプを取り付け、約7cmの奥行きになりました。納戸には棚を付け、小物を置くスペースを確保しました。既存にちょっと手を入れるだけで、使いやすく便利なトイレと納戸になりました。
パインの無垢フローリング張り 壁の解体でゆとりの広さ感じるリビング・ダイニング
木枠とパイプが付いたトイレのニッチ 下地が張り上がり養生されたトイレ
納戸に取り付けられた棚 漆喰塗りの養生
壁・天井の漆喰塗りの養生が始まりました。床や建具枠、巾木を汚さないための養生で、塗る作業より時間がかかります。ここは下地処理をしたあと、漆喰をローラー塗りで仕上げます。
2010.01.22 アーバンライフを楽しむ住まい 漆喰、コルクタイル
壁・天井は下地処理のあと、ローラーによる漆喰塗りが始まりました。既存のビニールクロスに比べ、漆喰は調湿作用や空気の浄化作用のあり、常に部屋の空気が新鮮に保たれ、結露の心配がなくなります。ここで使う漆喰は粒度が一番細かい「ほたて漆喰」を、ローラーを使って塗っていきます。ローラーが使いづらい箇所は刷毛を使って塗ります。キッチン、トイレ、洗面所にはコルクタイルを張っています。コルクタイルの温もりと弾力性は足にやさしく、吸音・断熱効果があり、水にも強い性質を持っています。
洋室の漆喰塗り 納戸の漆喰塗り
漆喰が塗り上がったリビング・ダイニング 洗面所のコルクタイル張り
キッチンのコルクタイル床 トイレのコルクタイル床
漆喰塗りが終わると、洋室のカーペット張り、畳の敷き込み、クリーニングを行い、引渡しになります。
2010.01.26 アーバンライフを楽しむ住まい カーペット張り他
洋室(6.5帖)にカーペットを張っています。ここは階下への遮音を考えて、カーペットの下にフエルトを張り、グリッパーというピンの付いたズレ止めを周囲に打ち付け、カーペットを部屋の形の合わせてカッターで切り込みながら張っていきます。納戸には棚下に衣服の整理に便利な、ハンガーパイプを取り付けました。エアコンも取り付けられ室外機と結ばれました。
グリッパー打付け フエルト張り
カーペット張り 納戸のハンガーパイプ
エアコン設置 室外機に連結
ほとんど工事が終り、あとは畳の敷込みとクリーニングだけとなりました。引渡し前に完了した写真をアップします。
2010.01.28 アーバンライフを楽しむ住まい 完成
解体工事から約2週間でリフォーム工事が完了しました。ダイニングと洋室の間仕切壁を撤去することで、開放的な空間が生まれました。眺望が開けて2つのサッシから光が差し込み、和室の襖を開けておくことで、さらに空間が広がり開放感が増します。
また、床を張り替え、壁・天井に漆喰を塗ることで、明るさが増し、暗く閉鎖的に感じていた既存のイメージが一新されました。廊下からリビング・ダイニングへ続くパインの無垢フローリング。コルクタイル張りの洗面・トイレ・キッチン。壁・天井は漆喰で仕上げ、お施主様好みの自然素材に囲まれた室内になり、他とは一味違うマンションになり、アーバンライフを楽しむ住まいへと変身しました。
その他トイレ壁にニッチを造作、納戸に棚とハンガーパイプを取付けるなど、ちょっとした工夫やアイデアで、生活に便利で楽しい空間になりました。
右の洋室の壁を解体し、光が入り開放的になったダイニング・リビング
奥の旧洋室部分の間仕切壁を解体 和室から見たダイニング・リビング
畳の表替え カーペットを張り替えた洋室
コルクタイル張りのキッチン コルクタイル張りの洗面所
造作ニッチ、コルクタイル張りの楽しいトイレ 上がり框から続くパインフローリングの床
棚とハンガーパイプを付けた納戸 造作で小物や衣類の収納が便利に



